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Pagent
4月21日、Xubuntuの最新版Xubuntu 16.04 LTSが正式にリリースされた。
前に開発版をインストールして使い勝手が良さそうだったので、メインPCのXubuntu 14.04も16.04にアップグレードしたいところ。
「ソフトウェアの更新」や「ソフトウェアとアップデート」に新バージョンの通知が出ないので、コマンドで行おうとapt-get install update-manager-core
、do-release-upgrade
とやってみたが、「すでに最新版です。」、「新しくリリースされたものはありません」と言われる。
調べてみるとUbuntuの場合、14.04 LTSからのアップグレードは、約3ヶ月後にリリース予定の16.04.1 LTSかららしいので、Xubuntuもおそらくそうなのだろう。
XenialXerus/ReleaseNotes - Ubuntu Wiki
いったん15.10にアップグレードし、さらに16.04へという2段階の形なら可能かもしれないが、Xubuntu 16.04.1がリリースされる頃にはバグも減っていることだろうし、それまで楽しみに待つことにした。
ところで余談だが、Xubuntuを長いこと「クスブンツ」と呼んでいた。だが正しい発音は「ズブントゥ」らしい。あまりきれいな音には聞こえない。
メディアプレイヤーのxineも正式には「クシーン」のようだし、Xubuntuも「クスブンツ」でいて欲しかった。
Xubuntu14.04で「ソフトウェアの更新」をすると
インターネット接続を確認してください。
エラーの通知画面で「詳細」をクリックすると
W:Failed to fetch http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/dists/trusty-updates/main/binary-amd64/Packages Hash Sum mismatch
, W:Failed to fetch http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/dists/trusty-updates/main/binary-i386/Packages Hash Sum mismatch
, E:Some index files failed to download. They have been ignored, or old ones used instead.
と表示されている。
端末からapt-get update
しようとしても
$ sudo apt-get update
W: http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/dists/trusty-updates/main/binary-amd64/Packages の取得に失敗しました ハッシュサムが適合しません
W: http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/dists/trusty-updates/main/binary-i386/Packages の取得に失敗しました ハッシュサムが適合しません
E: いくつかのインデックスファイルのダウンロードに失敗しました。これらは無視されるか、古いものが代わりに使われます。
と失敗する。
ちょっと焦ったが、「ソフトウェアとアップデート」でダウンロード元を、「日本のサーバー」から「メインサーバー」や「riken」に変更したら、正常にキャッシュが更新された。
jp.archive.ubuntu.comが一時的に繋がらなくなっていただけかもしれない。
あるブログのコメント欄で「28ページ文書」なるものを見掛けた。
2001年のアメリカ同時多発テロへのサウジアラビアの関与を報告するもので、サウジアラビアとの関係悪化を避けるため当時のブッシュ政権が機密扱いとしたらしい。
この機密文書が公開される可能性があるという。
以下、イランのメディアPARS TODAYから引用。
インターネットサイト・ヒルによりますと、13年間機密扱いになっていたこの文書の公表に関する議論が、アメリカのオバマ大統領のサウジアラビア訪問を前に持ち上がっています。
2003年、アメリカ同時多発テロに関して公開された公式な報告では、この事件へのサウジアラビアの関与の可能性に関する28ページの文書が削除されています。
28ページ文書として知られるこの文書は、国家安全保障を理由に、機密扱いになっています。
同時多発テロに関する報告の作成に関わっていたボブ・グラハム元上院議員は、10日日曜夜、CBSテレビに対し、「機密文書は、アメリカ国内で9.11の実行犯を支援していたネットワークの存在を明らかにしている」と述べています。
グラハム氏は、「9.11のハイジャック犯はサウジアラビア政府や同国内の慈善団体、富裕層から支援を受けていた」と語りました。
さらに、「アメリカ政府はサウジアラビアとの関係を擁護するために、同時多発テロへのサウジの関与に関する文書を機密扱いにした」と強調しました。
アメリカ、9.11へのサウジ関与の文書の公表を検討 - PARS TODAY
アメリカによる自作自演・偽旗作戦、あるいは知ってて見過ごしたとまで報告するものではないようだが、文書の内容がその通りならサウジアラビアが文字通りの「テロ支援国家」ということになる。もし28ページ文書が公開されたら中東だけではなく世界情勢に大きな影響を与えることだろう。
公開されるかどうかはまだ分からないが、機密扱いとなった文書がたびたび公開されるのはアメリカの良いところだとは思う。
もちろん公開されない機密も大量にあるのだろうけど。
久しぶりに普段使っていないプロバイダーのメールを見てみると、まったく身に覚えのない出会い系サイトから多量の迷惑メールが来ていた。
件名は愛人がどうとか、大人の付き合いがどうとか。
From:欄のアドレスはいろいろ変えてあるが、ヘッダーを見ると3つあるReceived:の一番下のものはどれもfrom m1cr0wave.net (〜x〜x〜x〜.adv-server.net [〜.〜.〜.〜])
で始まることで共通している。
(X-spam-judge: okとなっていて、プロバイダーの迷惑メール判定は通過しているよう)
メーラーの振り分け設定(フィルター)で、ヘッダーにadv-server.net
を含むものは受信せずサーバーから削除するようにした。
Arch Linux上のXamppにWordPressをインストールした。
ユーザーdaemon、設定したパスワードでFilezillaを使って/opt/lampp/htdocsに接続。
接続は出来たがアップロード出来ない。
/opt/lampp/htdocsの所有者・グループがrootになっていたので、daemonに変更。
sudo chown -R daemon:daemon /opt/lampp/htdocs
WordPressをアップロード、インストールした。
ーー
(関連記事)
Arch LinuxにXamppをインストール
Arch LinuxでPCのシャットダウンや再起動時に、しばしば
どうやらsystemdに関連したバグのよう。
根本的に解決する方法は分からなかったが、/etc/systemd/system.confを編集して、待たされる時間を90秒から10秒に変更した。
#DefaultTimeoutStopSec=90s
↓変更
DefaultTimeoutStopSec=10s
ーー
(参照記事)
Bug #1457400 “reduce 90s session kill timeout if the session doe…” : Bugs : systemd package : Ubuntu
Yaourtのデフォルト状態ではビルドしたパッケージが消えてしまうが、このキャッシュをPacman同様保存するようにした。
/etc/yaourtrcのBuildの項目、EXPORTの箇所のアンコメントを無くし、値を2にすれば/var/cache/pacman/pkgに保存される。
だがこれだと、どれがAURのパッケージか分からなくなってしまうので、/var/cache/pacman/pkg-localに保存するようにした。
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この状態でYaourtを使うと、
sudoを付けると
システムに致命的なダメージを与える可能性があります。
PKGBUILD を読み込めません
とエラーになり、Yaourtが使えない。
/var/cache/pacman/pkg-localのパーミッションと所有権を変更したら使えるようになった。
$ sudo chmod 775 /var/cache/pacman/pkg-local/
$ sudo chown root:ユーザー名 /var/cache/pacman/pkg-local/
ーー
(参照記事)
Yaourt - ArchWiki
Taylorbyte.com
ブログを開始するには骨が折れるが、ウェブサイト構築では柔軟性、汎用性に優れるNanoc。
Arch Linuxにインストールしたがバージョンは4になっていた。
Rubyは導入済
Nanocのインストール
(なるべくsudoを付けない方が良いらしい)
$ gem install nanoc
WARNING: You don't have /home/ユーザー名/.gem/ruby/2.3.0/bin in your PATH,
gem executables will not run.
Successfully installed nanoc-4.1.5
Parsing documentation for nanoc-4.1.5
Done installing documentation for nanoc after 2 seconds
1 gem installed
プレビューとMarkdownを使用するため、adsfとkramdownもインストール
$ gem install adsf
$ gem install kramdown
Nanocを使ってみる
test-siteを作成
$ nanoc create-site test-site
bash: nanoc: コマンドが見つかりません
パスを通す必要があるらしい。
Nanocがインストールされた場所の確認
(Nanocインストール時にもWARNINGが出ていた)
$ gem contents nanoc | grep bin
/home/ユーザー名/.gem/ruby/2.3.0/gems/nanoc-4.1.5/bin/nanoc
パスを通す(~/.bashrcにexport PATH="$HOME/.gem/ruby/2.3.0/bin:$PATH"
を追記)
$ echo 'export PATH="$HOME/.gem/ruby/2.3.0/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
再度test-siteを作成
$ nanoc create-site test-site
create nanoc.yaml
create Rules
create content/index.html
create content/stylesheet.css
create layouts/default.html
Created a blank nanoc site at 'test-site'. Enjoy!
作成されたtest-siteディレクトリに移動しコンパイル(generate)する
コンパイルのコマンドはnanoc
だけでも良い
$ cd test-site
$ nanoc compile
Loading site… done
Compiling site…
create [0.00s] output/stylesheet.css
create [0.06s] output/index.html
Site compiled in 0.19s.
プレビューし、ブラウザでhttp://localhost:3000/
にアクセス
$ nanoc view
Loading site… done
[2016-03-29 20:10:10] INFO WEBrick 1.3.1
[2016-03-29 20:10:10] INFO ruby 2.3.0 (2015-12-25) [x86_64-linux]
[2016-03-29 20:10:10] INFO WEBrick::HTTPServer#start: pid=5898 port=3000
Markdown記法を使いたいのでkramdownをインストールしたが、Rulesファイル(test-siteフォルダ内)の修正も必要。
kramdownに関する記載部分のアンコメント#
を外す
compile '/**/*.md' do
filter :kramdown
layout '/default.*'
end
なお、新規ページを追加するnanoc create_item
コマンド、またwatch、autocompileコマンドなどはNanoc 4から削除されたよう。
Nanoc 4 upgrade guide » Removed features
(参照記事)
インストール、使い方など
Nanoc » Installation
Nanoc » Tutorial
ネットブックLaVie Light BL300/T(PC-BL300TA6B)にXubuntuの最新ベータ版16.04 LTS Beta 2をインストールした。今年4月に正式版がリリース予定のようだが。
Linux Kernel 4.4が採用されている。
インストールDVDを起動すると例のごとくDisabling IRQ #9
のところでフリーズする。
起動後すぐに矢印キーなどを押してメニュー選択画面を表示させ、F6(その他のオプション)でacpi=off
のオプションを付けたらちゃんと起動した。
そのままインストールすると/etc/default/grubにもGRUB_CMDLINE_LINUX=”acpi=off”が記載されていた。
再起動した後も調子良く使えるようだったが、シャットダウンの際system halted
の表示のまま止まってしまい、最後に電源ボタンで終了する必要があった。
再起動では止まったりしないのだが。acpi=off
のオプションを付けて起動しているのが原因のよう。
apmdをインストールしacpi=off apm=on apm:power-off
を試してみたが、上手く行かない。apmdのインストールの際には「すでに使われていない」というような警告が出ていたし駄目のようだ。
Xubuntuインストール後はacpi=off
のオプションを外してもDisabling IRQ #9
でフリーズはせず、その後も起動ログが表示される。
だが、今度は[Firmware Bug] ACPI No _BQC method, cannot determine initial brightness
でフリーズ。
結局、/etc/default/grubの
GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi=off"
を
GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi_backlight=vendor"
に修正しupdate-grub
することで、起動もシャットダウンも正常に行えるようになった。
Xubunt 16.04 LTSは14.04よりもさらに精錬された印象。古いパソコンもまだまだ快適に使える。
最初からfcitx-mozcが採用されていて、日本語入力の際に助かる。
またUbuntuソフトウェアセンターが廃止され、代わりに「ソフトウェア」(gnome-software)が入っているが、これは動作がUbuntuソフトウェアセンターよりもさらに重いようだ。
非力なPCならSynapticを入れた方が良い。
デスクトップ環境にXfce4を使っているが、ポインターがウィンドウ上部のタイトルバーにある状態でマウスホイールを上に動かすと、ウィンドウの巻き上げが起こってしまう。
特に使っていない機能なので、間違ってウィンドウが巻き上がり、戸惑ってしまうデメリットの方が大きい。
「ウィンドウマネージャー」、「ウィンドウマネージャー(詳細)」の設定ではそれらしい項目が見当たらなかったが、「設定エディター」でこれを止めることが出来た。
設定マネージャーから、もしくは端末でxfce4-settings-editor
を打ち込み「設定エディター」を起動。
チャンネル「xfwm4」を選択し「general」を展開。
「mousewheel_rollup」の項目で「値」の箇所のチェックを外す。
もしくは「mousewheel_rollup」を選択状態で鉛筆アイコンの「編集」から、値が「TRUE(有効)」となっているのを「FALSE(無効)」にして保存。
マウスホイールによるウィンドウの巻き上げが停止した。
ーー
(追記)
「ウィンドウマネージャー(詳細)」の「アクセシビリティ」に「ウィンドウの巻き上げにマウスホイールを使用する」(Use mouse wheel on title bar to roll up the window)という項目があった。