行き当たりばったり
2014年5月1日

現在、「第3次ブラウザ戦争」にあるだそうだ。

第1次ブラウザ戦争は、MicrosoftのIE(Internet Explorer)がそれまでもっとも幅広く使われるブラウザだった「Netscape Navigator」に戦いを挑み、市場をほぼ独占して勝利をおさめた戦争。

第2次ブラウザ戦争は、タブ機能やフィードリーダー機能などを持った次世代ブラウザ、「Firefox」、「Opera」、「Safari」、「Google Chrome」などが登場し、IE一強の牙城を崩していった戦争。
これの結果、FirefoxとGoogle Chromeが大きくシェアを伸ばしたらしい。

現在の第3次ブラウザ戦争において、調査会社によっては「Google Chrome」を首位とする調査結果もあるようだが、これはとても信じられない。現在「PC」でのウェブ閲覧にもっとも多く使われているブラウザは依然IEなのだろうと思う。
だが、「第3次ブラウザ戦争」において特筆すべきは「スマホ」の登場だ。

スマホが登場して以降、自分が運営しているブログにおいて最もアクセスの多いブラウザは「Safari」だったりする。「Mobile」の「Safari」。
PCに関してはIEの首位は変わらす、FirefoxとGoogle Chromeの2位争いといった様相。

スマホのような小さな端末でブラウザによる違いがどこまであるのか、スマホを使用していない自分にはよく分からないが、現在のブラウザ戦争はスマホも加わって混迷の度を深めていると言える。

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2014年4月30日

IE(Internet Explorer)で安全上の脆弱性が見つかったため、アメリカ国土安全保障省がIEの使用を控えるよう注意を促した、というニュースが話題になっていたが、その内容というのは下記マイナビニュースが伝える「メモリ上のすでに削除されたオブジェクトへのアクセス、またはまだ適切に確保されていないオブジェクトへのアクセスに関する不備を利用」して攻撃者が「IEの権限で任意のコードを実行できるようになる」というものらしい。
IE全バージョンにコード実行のセキュリティ脆弱性 – Microsoft | マイナビニュース

既に被害が出ている「ゼロデイアタック」で現在もまだ修正プログラムが提供されていないとのことだが、今後修正プログラムが提供されるにしても今月初旬にサポートが終了してしまったWindows Xp向けには提供されない様子。
(今回の修正プログラムはXPにも特別対応されたとのこと。2014年5月4日追記)
たとえIEに対しての修正プログラムが提供されても、また他のブラウザに乗り換えようともWindows Xpを使い続けるのは危険だろうから「PCを買い換える」または「Linux等の他のOSに移行する」といった対策を採ったほうが良いのは言うまでもない。

これだけIEの脆弱性が見つかるというのは、依然それだけIEがシェアを持っているということなのだろう。頑張ってシェアの低いブラウザの脆弱性を見つけてもメリットは少ないのだから
Firefox、Google Chromeなどの他のブラウザがシェアを増やしているとは言っても、買ってきたPCに最初からインストールされているというアドバンテージは大きいし、ブラウザに特にこだわりのない人はそのまま慣れ親しんだIEを使うことだろう。
それに最近のIEは随分と改善されて以前に較べ使い勝手も良くなっている。

それにしても、今回の騒動でちょっと気になったのは、なぜ「アメリカ国土安全保障省」がIEの危険性を大々的に報じさせたのかということ。
「国土安全保障省」が注意を促すほどの重大事なのだろうか。
「それだけ危険だから」という理由はもっともなのだが、ひねくれ者からするとその裏に、近年急速にシェアを伸ばしているらしい「Google Chromeに移行させよう」という思惑があるのではないかと、ちょっと疑ってしまったりする。

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2014年4月30日

米国家安全保障局(NSA)が検索エンジン大手のGoogle、Yahooから盗聴していたと報じられて以降、個人履歴を残さない検索サイトを利用する人が増えているという記事を以前読んだ。
それから自分でも安全な検索サイトとしてDuckDuckGoStartpageを使ってみたりもしたが、今ではまた主にGoogleを利用するようになっている。

DuckDuckGoやStartpageはニュース検索などのオプションの豊富さでどうしてもGoogle、Yahooに較べ見劣りしてしまうし、また日本語での利用に十分対応していないというのが大きな理由になっている。

DuckDuckGoもしくはStartpageの利便性がもう少し高まれば移行したいとは思うのだけど、ついついGoogleを利用してしまう。
いちおう通常のGoogle検索は避けてSSLの方https://www.google.co.jp/を使うようにはしているが。

安全性を取るか利便性を取るか、悩ましい問題だ。

ーー
(関連記事)
Googleへの情報を遮断する検索用アドオン「Disconnect Search」

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2014年4月29日

普段使っているブラウザはFirefoxでたまにChromium(Google Chrome)を使う程度なのだが、他によいブラウザは無いかと「Ubuntuソフトウェアセンター」から色々入れてみた。Epiphany、Midori、rekonq、Aroraなど。

そんな中おもしろそうだったのが「Luakit」というブラウザ。
ツールバーもメニューも無く、のぺっとした紙のようで、最初どう操作するのかと戸惑ったが、どうやらキーボードを使ってコマンド操作するらしい。

日本語の解説は見かけなかったが、「Beginner Guide · mason-larobina/luakit Wiki · GitHub」「Luakit – ArchWiki」に基本的な操作法が書いてあった。
たとえば、ショートカットoでステータスバーの下に入力欄が現れるのでそこへ行きたいページのURLを貼りつけたらいいらしい。
(URLではなく語句を入力するとデフォルト検索エンジンによる検索。日本語の検索も可。)

他にもt(新しいタブで開く)、d(タブを閉じる)、b(戻る)、r(リロード)、:(コマンドプロンプトへ移動)など。

ブックマークするにはB(「shift」+「b」)で下部に

:bookmark http://〜(現在開いているページ)  

と出るので、そのままENTERキーで登録される。
このとき後ろに文言を追加することでタグを使った分類も可能。
gbで登録してあるブックマークの表示。

ブックマークの解除などブックマーク編集のやり方が分からず困ったが、bookmarksファイル(自分の環境では/home/(ユーザー名)/.local/share/luakit/bookmarks)を直接編集したらLuakit再起動後には反映されていた。

動作はかなり軽快で今のところ動画の再生でも問題は無い。
Firefoxからのブックマークのインポートも可能で、「Adblock」やよく知らなが「Quickmarks」の導入なども出来る様子。

軽快だしツールバーが無い分視野を広くとれるし、CUIに慣れた人にはかなり使い勝手のよいブラウザだと思われるが、GUI環境に慣れきっている自分にはまだ使いこなすのは少々難しい。
/etc/xdg/luakit/globals.lua

homepage            = "luakit://bookmarks/" 

にしたら少し使いやすくなった。
メインでは今後もFirefoxを利用すると思うが、Luakitにも少しづつ慣れていこうと思う。

ーー
(2014年9月7日追記)
Xubuntuを12.04から14.04.1にアップグレードしたらLuakitもアップデートされた模様。
ブックマークの管理画面が用意されていて、ブックマーク登録も簡単になったのは良いのだが、/home/(ユーザー名)/.local/share/luakit/bookmarksは使われなくなってしまったようで、/home/(ユーザー名)/.local/share/luakit/bookmarks.dbで管理されるようになったらしい。
ブックマークは登録順にソートされ、自由に並べかえることが出来なくなってしまった。

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2014年4月28日

しばらく前からPCで自分のTwitterのプロフィールページ「アカウント」に行くと、上部に

新しいTwitterのプロフィールを試してみましょう
プロフィールを変えてみませんか。ヘッダー画像とツイートの固定でよりあなたらしく。

と新しいプロフィールページの使用を促すバナーが表示されるようになっている。

「ご覧ください」をクリックすると新プロフィールページを試しに確認出来るが、ヘッダーが大きくなって左右にサイドバーがあり、まるでブログのよう。ツイートの表示サイズも大きくなっている。
好きなツイートをトップに表示したり出来るとのことだが、以前のプロフィールページの方がコンパクトで好みだ。

「今はしない」を選択すると元に戻せるが、「有効にする」をクリックすると元には戻せないらしい。
旧バージョンのまま使い続けられる方が有難いが、そのうち強制的に新プロフィールページに移行させられるのかも知れない。

ーー
(関連記事)
ツイッターの外観(文字サイズ)変更とDM非表示 | Pagent

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2014年4月25日

PC上でスマホでの表示を確認する際、簡便なのでFirefoxのアドオン「User Agent Switcher」を使っている。
もともとXubuntu(Linux)でGyaoの動画を見るために入れたものだが、ユーザーエージェントを「iphon 3.0」等に切り替えたら簡単にスマホでの表示を確認出来る。
Chromium(Google chrome)にも同様のアドオンがある。

携帯での表示を確認する時は「サイトビューワ – goo モバイル」を利用している。
いつまでサービスが続くのか分からないが、とても便利で有難いサイト。
「User Agent Switcher」の設定に携帯用のブラウザを追加しても確認出来ると思うのだが、gooの「サイトビューワ」で十分だし面倒なのでやっていない。

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2014年4月24日

ブログを運営するにあたっておそらく誰もが突き当たる課題。
「量」か、それとも「質」か。
「量」も「質」も、というのがもちろん最善の正解なのだが、両立するのはなかなか難しい。

たいして経験豊富でもないし、それ程アクセスの多いサイトを運営している訳でもないが、自分の経験ではおそらく「ある程度記事が貯まるまでは毎日書くべし」というのは確かに当たっていると思う。
100記事とは言わないが、それに近いくらいまで記事が貯まったころから検索サービスにインデックスされる早さが格段に早くなった、というのを実際に自分でも経験している。
早い時は数分から10分程度でインデックスされている。
(ちなみにこのブログではない)

これは現在も更新されている「生きたサイト」を重視するという上でもっともなことなのだろう。
だが、ある程度の記事数を持つサイトにおいては話が違ってくる。

ブログの更新をチェックする際にRSSリーダーやその種のウェブサービスを利用している人は多いと思う。
わざわざサイトを訪れなくても更新があったら教えてくれるのだから便利なことこの上ないし、利用しない手はない。

このRSSリーダーに登録していたが、「やっぱりリーダーから外す」というのは私の場合、決して「更新頻度の低い」ブログではなく、反対に更新は頻回にあるがあまり「面白くない」ブログなのだ。
もっと言えば、あまり面白いとも思えない記事の更新が頻回にあるブログはうっとおしいし、「既読」にするのもめんどくさいしで堪らずリーダーから外してしまう。
文章が長かったり画像の挿入が多数あって、下へのスクロールが大変だったりすればなおさらのこと。

アフェリエイト云々を抜きにしても、ブログの運営においてはなにより「人」に見てもらわないと意味がない。
botに見てもらいインデックスされても「人」に見てもらわなければそのサイトは存在しないに等しい。
反対に、たとえ一日のアクセスが数件のようなサイトでも、ある特定の誰かに何かしらの想いを残せたら、そのサイトは確かに存在していると言える。
(アフェリエイト的にはあまり意味が無いのかもしれませんが)

更新が無くともRSSリーダーから外す気にはなれないサイトというのがたくさんあったりするので、こんなことを考えます。

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2014年4月24日

「Facebook」といえば有名なSNSだが、その直訳「顔本」という名前はなんとも奇異に思える。

ウィキペディアを見てみると「Facebookという名前は、アメリカ合衆国の一部の大学が学生間の交流を促すために入学した年に提供している本の通称である「Face book」に由来している。」とある。
だが「歴史」の項目を見てみると下記のようにある。

ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグはハッキングして得た女子学生の身分証明写真をインターネット上に公開し、公開した女子学生の顔を比べて勝ち抜き投票させる「フェイスマッシュ」というゲームを考案した[17]。これは大学内で問題になり、ザッカーバーグはハーバード大学の半年間の保護観察処分を受けるに至った。
2004年、ザッカーバーグはハーバード大学の学生が交流を図るための「ザ・フェイスブック」というサービスを開始した(本人の登録制)。

Facebook – Wikipedia

「Facebook(顔本)」の着想の原点がこの「フェイスマッシュ」にあるのは想像に難くない。

年間の売上高が数十億ドル(2012年の年間売り上げ51億ドル)らしいサービスの起源が「顔写真による女子学生の人気投票」にあったというのは意外だった。
女子学生の写真をハッキングにより盗み勝手に公開するという行為には感心できないが、保護観察処分になってもめげない創業者の根性はたいしたものなのかもしれない。

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2014年4月23日

無料アクセス解析は、登録が必要なものだと、高機能なものが色々とある。ただ、あまり目立ちたくはない。
このタイプのものはQLOOKしか使ったことがないが、QLOOKはカウンターを兼ねた広告が入るものの、上部でバナーがチカチカしたりしないので、それほど煩わしくはなかった。
解析結果も詳細で満足いくものだった。
現在はせっかくサーバーを借りているので、良いツールがあれば導入したい。

サーバー設置型でデータベース不要のアクセス解析ツールとして、以前futomiの「高機能アクセス解析 CGI Standard 版」を試したが、自分のアクセスを除外出来なくて断念した。

その後も無料、広告無し、データベース不要という条件でサーバー設置型のアクセス解析ソフトを探し、2つ使用してみた。
「xenologger」と「w3Analyzer」。

「xenologger」は既に開発は終了していて現在は「ミスター アクセス解析」に統合されている様子だが、依然サイトでダウンロード可能。「xenologger」と「ミスター アクセス解析」の両方をインストールしてみたが、内容はほぼ同じだった。
(「ミスター アクセス解析」の方はCookieでログイン時のパスワードを記憶出来るようになっている。)

「w3Analyzer」の方も開発は終了しており、本家(OASAKA PHP)からも消えているが、下記サイトから文字コードをUTF-8化したものをダウンロードさせて頂いた。
w3Analyzer UTF-8版 | 選ばれし謎の何か

使用感としては、「xenologger」の方が「滞在時間」「入り口ページ」「出口ページ」「直帰率」などの項目があり、分析結果が詳しい。
使っていないのでよく分からないが、他にもURLやキーワードを登録することでインデックス数、被リンク数、キーワードの検索順位などを保存、チャート化する機能があるようだ。

「w3Analyzer」の方は、解析結果も管理画面の見た目もシンプルな印象だが、そのぶん動作がとても軽快。

データベースを使うタイプのものだとより高機能なアクセス解析ツールも色々あるようだが、あまりデータベースというものに馴染めないので、当面はこの2つを使っていこうと思う。

ーー
(追記)
Octopressの場合、サイドバーの背景が白ではなく灰色のせいか「w3Analyzer」の解析タグの位置に白い小さなポッチが見えていた。
(背景が白の別ブログでは、ポッチの見えているものと見えていないものがあった。)

解析タグの

document.write('<img src="http://(ツールを設置しているディレクトリ)/w3a/writelog.php?ref='+$r+'&pttl='+$t+'" width="1" height="1" >');

のところで、「width=“0” height=“0”」にしても消えなかったが、この箇所に「style=”visibility:hidden”」を加えて

document.write('<img src="http://(ツールを設置しているディレクトリ)/w3a/writelog.php?ref='+$r+'&pttl='+$t+'" style="visibility:hidden" width="1" height="1" >');

のようにすると白いポッチが消えた。
編集をした後もちゃんと解析出来ていた。

「xenologger」のときにも白いポッチを消した覚えがある。
たしか、xenoLogger.jsというファイルで「var __BEACON;」の「visibility」の値を「visible」から「hidden」に変えたような覚えがあるが、詳細は覚えていない。

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2014年4月23日

Xubuntu 12.04のスクリーンセーバーの設定で「セーバーを無効にする」に設定しても10分経つと画面が暗転しブランクスクリーンになってしまい困っていた。

検索して、$ xset s offとコマンドを入れてみたがやはり10分後に暗転してしまう。
$ xset s 5とすると5秒で暗転するので機能していないわけではない様子。

xset s 0 0xset s noblankの値で起動時の「自動開始アプリケーション」に追加してみたが改善せず。

さらに検索するとどうやら/etc/X11/xorg.confにブランクにならない設定を追加すればいいようなのだが、/etc/X11に肝心のxorg.confが無い。
勝手にxorg.confを作って設定を書いてみたが10分で暗転。

勝手に作ったのではいけないのかと、下記フォーラム記事を参考に、一旦「X Window System」から出て$ sudo Xorg -configure でxorg.confを生成し編集の後/etc/X11に移動させリネーム。
Ubuntu日本語フォーラム / xorg.confが空

今度こそと思ったが、やっぱり10分で画面暗転。
絶望的な気分になったがさらに対処法を調べていて、「Ubuntu日本語フォーラム / xubuntuでブランクスクリーンにさせない方法は」の中のコメント「省電力機能が有効になっていたりはしないでしょうか。」の言葉でハッと気づき、メニューの「電源管理」設定を見てみたらなんと、「AC 電源」の「モニタ」タブにあるじゃないですか。
コンピュータを操作していない状態でディスプレイをスリープするまでの期間:

バーのつまみを一番左の「しない」にしたら、いとも簡単にブランクスクリーンを停止出来ました。

「メガネがない!」とあちこち探して見つからなかったが、実は頭の上に載せていたというマヌケなお話。

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