「Facebook」といえば有名なSNSだが、その直訳「顔本」という名前はなんとも奇異に思える。

ウィキペディアを見てみると「Facebookという名前は、アメリカ合衆国の一部の大学が学生間の交流を促すために入学した年に提供している本の通称である「Face book」に由来している。」とある。
だが「歴史」の項目を見てみると下記のようにある。

ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグはハッキングして得た女子学生の身分証明写真をインターネット上に公開し、公開した女子学生の顔を比べて勝ち抜き投票させる「フェイスマッシュ」というゲームを考案した[17]。これは大学内で問題になり、ザッカーバーグはハーバード大学の半年間の保護観察処分を受けるに至った。
2004年、ザッカーバーグはハーバード大学の学生が交流を図るための「ザ・フェイスブック」というサービスを開始した(本人の登録制)。

Facebook – Wikipedia

「Facebook(顔本)」の着想の原点がこの「フェイスマッシュ」にあるのは想像に難くない。

年間の売上高が数十億ドル(2012年の年間売り上げ51億ドル)らしいサービスの起源が「顔写真による女子学生の人気投票」にあったというのは意外だった。
女子学生の写真をハッキングにより盗み勝手に公開するという行為には感心できないが、保護観察処分になってもめげない創業者の根性はたいしたものなのかもしれない。

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2014年4月24日