Linux用ウイルススキャンソフトClamTkを使ってみた
Xubuntu14.04にClamTkを導入した。
Ubuntuソフトウェアセンターを使ったが、v4.45(デフォルト)の他v5.09(trusty-backports)もインストール可能。
ファイルマネージャーNemo上で右クリックから簡単にファイルをウイルススキャン出来るよう、nemo-sendto-clamtk_0.02-1もインストールした。
ClamTkでウイルススキャンをThunarやNemoの右クリックメニューに追加する | Ubuntuアプリのいいところ
「ディレクトリを再帰的にスキャンする」「20MB以上のファイルもスキャンする」「ドットで始まるファイルをスキャンする(.*)」にチェックを入れてhomeディレクトリをスキャンしてもなにも検出されなかったが、「不要なアプリケーション(PUA)をスキャンする」にもチェックを入れると、
~/.cache/mozilla/firefox/…
~/.cache/chromium/Default/Cache/…
~/.cache/midori/web/…
など、11個のファイルが「潜在的な脅威」として検出された。
VirusTotalを使った「解析」しようとしたが、何故かファイルを送信できず実行出来ない。
ただのブラウザのキャッシュのようだが、一応すべて削除した。
LinuxならWindowsほど神経質にならなくても良さそうだが、たまにウイルススキャンしてみても良いかもしれない。
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(追記)
Windows領域もスキャンしたら、全然「脅威」では無いものまでいくつも「潜在的な脅威」として検出されて、100を超えてしまった。
だが「不要なアプリケーション(PUA)をスキャンする」のチェックを外してスキャンしたら6だった。
「解析」では問題のあるファイルではないようだったので、そのままにしておくことにしたが。
「不要なアプリケーション(PUA)をスキャンする」のチェックは外して使用した方が良いのかもしれない。