rootのパスワードを削除(Xubuntu)
これまでターミナルでrootとして作業するのにsu
コマンドを使っていたが、sudo -i
を使った方が良いらしい。
元々Ubuntuでは安全対策として、rootパスワードの漏出を防ぐためrootのパスワードが設定されておらず、su
は使えないようだ。
そういえば以前、sudo
で何度もパスワードを入力するのが面倒で、sudo passwd root
でrootのパスワードを設定したような覚えがある。sudo -i
というのを知らなかったし。
もう一度rootを使えなくするにはsudo passwd -l root
でrootをロックしてやれば良いようだが、初期状態に戻したかったのでrootのパスワードを削除することにした。
結論から言えばsudo passwd -d root
でrootのパスワードを削除出来た。
他にも/etc/shadow内のrootの箇所で、初めの:
と:
で挟まれた部分の文字列を削除する方法でも良いようだ。
シングルユーザーモード禁止状態でrootのパスワードを忘れたときは
実際、/etc/shadowを開きながらsudo passwd -d root
を実行すると、ターミナル内には「パスワード期限切れ情報を変更しました」と出るが、該当箇所の文字列が削除されていた。
ターミナルでsudo passwd -S root
としてroot のパスワード情報を見ると、「NP」(パスワードが設定されていない)になっていた。
ーー
(追記)passwd -h
でpasswd
コマンドのヘルプを確認出来る。
またsudo -h
でsudo
のヘルプを見られるが、sudo -i
とsudo -s
の違い(「run login shell」と「run shell」の違い)がよく分からない。
検索してみると、大きな違いとしてsudo -i
では「ログインスクリプトが処理される」ということだが、やっぱりよく分からない。
Stray Penguin – Linux Memo (Sudo)