XubuntuでPCのハードウェア情報を確認するのにUbuntuソフトウェアセンターから「Sysinfo」を入れてみた。
GUIで手軽に確認出来るので便利だったが、もう少し詳細な情報を見る方法はないかと調べてみたら、lshwというコマンドで出来るようだった。
lshw(Hardware Lister)というプログラムがインストールされている必要があるそうだが、Xubuntuにはあらかじめ入っていた。

ターミナルでlshwと入力すると一応情報が表示されたが、「警告: このプログラムはスーパーユーザーで実行する必要があります。」と警告が出る。
スーパーユーザーでないと表示されない情報があるようなので、最初にsudo -iコマンドでスーパーユーザーになっておいた方がよいらしい。

情報がたくさん表示されてターミナル内では見づらいので、-htmlオプションを付けて/tmpディレクトリにlshw.htmlというファイル名で出力。

# lshw -html > /tmp/lshw.html

Firefoxのアドレス欄でfile:///tmp/lshw.htmlを指定したらhtmlファイルとして表示されるので、FirefoxのアドオンScrapBookで保存しておいた。

-shortオプションを付けてハードウェアのパスを出力し、-classオプションで特定のクラスのハードウェアのみの詳細情報を表示することも出来るらしい。
たとえば

# lshw -class system

など。

他にも色々とオプションがあって、間違ったオプションの付け方をすると使い方を教えてくれる。

# lshw -hoge
Hardware Lister (lshw) - B.02.16
使い方: lshw [-format] [-options ...]
       lshw -version

    -version        プログラムのバージョンを表示 (B.02.16)

format can be
    -html           ハードウェアのツリーをHTMLで出力する
    -xml            ハードウェアのツリーをXMLで出力する
    -short          ハードウェアのパスを出力する
    -businfo        バス情報を出力する

options can be
    -class CLASS    特定のクラスに属するハードウェアのみ表示する
    -C CLASS        '-class CLASS' と同一
    -c CLASS         '-class CLASS' と同一
    -disable TEST   テストを無効にする (例 pci, isapnp, cpuidなど)
    -enable TEST    テストを有効にする (例 pci, isapnp, cpuidなど)
    -quiet          状態を表示しない
    -sanitize       sanitize output (remove sensitive information like serial numbers, etc.)
    -numeric        output numeric IDs (for PCI, USB, etc.)

ーー
(参考記事)
逆引きUNIXコマンド/ハードウェア情報を取得する・lshwコマンド – Linuxと過ごす

@IT:PCのハードウェア情報を表示するには

ーー
(追記)
これまでスーパーユーザーになるのにsuコマンドを使っていたんですが、安全上あまり良くないらしいです。
今後はsudo -iを使うようにしようと思います。

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2014年10月1日