Nationalの電気シェーバー「スピンネットES6510」を愛用している。
確か今のもので2代目だったと思うが、ラベルに「08年製」と書いてあるので、使い始めてもう8年にもなるよう。
すでに生産終了になっていて、現在はNationalではなくパナソニックブランドで後継機が出ている模様。

横長の往復式だと肌が負けて血まみれになってしまうので、回転式は絶対条件。
ヘッドが3つくらいに分かれてる複数刃も必要ない。
一枚刃はシンプルで掃除し易いし、なにより安い。

これまで替刃は2度ほど交換したが、最近フル充電しても、2日もすると途端に回転に勢いが無くなり、満足に剃れなくなってしまっていた。
バッテリーがヘタって来たようだ。

バッテリーを交換出来ないか分解してみると、厚紙に巻かれた単3の乾電池らしきものが入っている。紙には「Ni-MH」「ニッケル水素電池はリサイクルへ」と書かれてある。
「タブ付き電池」というもので、ハンダ付け出来るよう電極にタブ(金属の板)が付いているらしい。

先日100均のダイソーに行ったら、タブ付きではないが、単3のニッケル水素充電池「ReVOLTES」(1.2V、1300mAh)が100円で置いてあったので、これと交換してみた。(充電機能はシェーバー本体に備わっているはずなので、充電器は購入せず。)

シェーバー本体の後ろ1ヶ所、剃ったヒゲが貯まる所の奥の2ヶ所のネジを外して分解。
元々のタブ付き電池のタブと電池部分を強引に分離して、タブを基盤に残す。
プラス・マイナスを間違わないよう、タブにReVOLTESの電極をハンダ付け。
本体を合わせ、ネジを締めて終了。

10時間ほど充電してスイッチを入れると、ちゃんと回ってくれた。
現在7日ほど経つが、さほど勢いも衰えず快適に剃れている。

元々の充電池は1.2V、650mAhのようなので、フル充電するには8時間の倍の16時間ほど掛かるのかもしれないが、すぐバッテリー切れになるよりは容量が多い方が良い。バッテリー切れだがすぐに使いたいという時には困るかもしれないが、それは8時間充電でも同じこと。なにより安く修理できたので満足。
なるべくメモリー効果を起こさないよう、今後も末永く愛用していきたい。
(ハンダごてを持っていなかったので、近所のホームセンターで購入した「ハンダごてセット」700円が別途必要だった。)

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(参照記事)
スピンネットES-6510P 分解レポート ―350ml.net―

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2016年7月17日