メインで使っているdynabook T552のキーボードが不調だった。いくつかのキーが全く反応しない。マルチブードにしているLinuxでもWindows 7でも、特定の同じキーが効かないので、どうやらハード的な問題のよう。掃除機でゴミを吸ってみたりしたが効果無し。
保証期間は過ぎており修理にはちょっと値が張りそうだったので、使えるキーでなんとか凌いでいた。「DEL」キーも反応しなかったが「BACK SPACE」キーは大丈夫だったので、入力文字の訂正はなんとか出来ていた。

先日ネットで探してみたところ、キーボードだけなら安く購入出来るようだったので、自分で交換してみることにした。
キーボードの外し方は下記記事を参考にさせて頂いた。
東芝 Toshiba dynabook T552 Satellite B252 キーボード交換 Satellite L850シリーズ共通 | ダイナブックをもっと楽しもう!|大名武久

PCを分解して外す方法とキーボードだけを外す方法があるらしい。分解は面倒なので出来ればキーボードだけを外したい。
本当は専用の工具を使った方が良いらしいのだが、持っていないので物差しで代用。

  • ACアダプターを抜きバッテリーも外す。
  • キーボード右側の溝に爪を入れて上に持ち上げ、キーボードの右側を浮かせる。
    浮かせた隙間から物差しを挿入。
  • 物差しの先端をキーボードの手前右端に向け、グッと押して噛み合い部分を外す。
    無理な力を加えて破損しないよう注意。物差しは適度に水平に近い角度に保つ。
    (作業前に写真を撮っていなかったので、新しいキーボードで様子を再現。)
    キーボード分離
  • 物差し先端を少し左にずらして手前側に押し、順次左端まで噛み合いを外していく。
    手前側が完全に外れたら、キーボードを少し手前に引くだけで奥の噛み合い部分も簡単に外れる。
  • キーボードとPC本体を繋いでいるケーブルの根元、白く細長い台座部分の両脇にある黒いポッチをマイナスドライバーなどで奥に押してロックを外す。
    (左の黒いポッチはロックを外した状態。右はロックされた状態。)
    キーボードケーブルのロック
  • ケーブルを抜いて新しいキーボードと交換。ロックを掛ける。
  • 奥側からキーボードの噛み合い部分を合わせ、左右、手前部分を押してはめ込む。

ケーブルを外す際、白い台座を起こしてロックを外すものと勘違いして、少し引っ掻いてしまったが、他は問題なく作業が終了。

PCを起動すると、反応しなかった「DEL」キーや一部のテンキーも正常に反応した。
安く修理出来て良かった。

表示   このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments

2016年4月24日