ファミコン、スーファミ等のエミュレーターとして再現性が高く、レトロゲームを楽しむのに重宝していたhiganだが、いつの間にかArch Linuxにインストールしたhiganでゲームが出来なくなっていた。

起動後Libraryからゲームファイルを開くと

Missing required file: manifest.bml

From location:
/home/(ユーザー名)/.local/higan/Super Famicom.sys/
Missing required file: ipl.rom

From location:
/home/(ユーザー名)/.local/higan/Super Famicom.sys/

と表示され、ゲームが始まらない。

アップデートによりエラーが出るようになったようで、Xububtuのhigan094-2では問題は無い。(Arch Linuxの方のバージョンはv097)
どうやらアップデートに伴い、Linux版の設定ファイルが~/.config/higanから~/.local/higanに変更された為らしい。
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~/.config/higan内のFamicom.sys、Super Famicom.sys等のフォルダ(中にmanifest.bml等が入っている)を~/.local/higanにコピー。(〜.sysフォルダが~/.config/higan内に無い場合は~/Emulationにあるかもしれない)
設定のAdvancedタブでIgnore Manifestsにチェックを入れたら動作するようになった。

なお~/.config/higan内の〜.bmlファイルとVideo Shadersフォルダはコピペしなくても良いよう。
(input.bmlはsettings.bmlに統合されており、ゲームパッド入力ボタンは再設定が必要)

higanをv094にダウングレードしようかとも考えたが、v094ではゲームボーイアドバンスのファイルをインポートしようとすると”Error: required Game Boy Advance firmware bios.rom” とエラーになる。
だがv097(v095、v096もか)ではGame Boy Advance、Game Boy Color、Game BoyのROMでもゲーム可能になっている。

ーー
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2016年3月24日