あるサイトでチカチカ点滅している広告をAdblockのフィルターに追加しようと思ったら、右クリックが出来ない。
「右クリック禁止」に設定しているようだ。

「右クリック禁止」はJavaScriptを使って制限しているらしいので、JavaScriptをoffにすれば良いはずだが、今のFirefox 32には設定画面でJavaScriptをoffに出来ない。
アドレス欄にabout:configと入れて設定する方法もあるようだが、設定するたびにabout:config画面に入ってまた元に戻すという作業をするのは煩雑だ。

前にJavaScriptを制御するアドオンNoScriptをインストールしたが、無効化していた。
NoScriptを再度有効化したら該当のサイトで右クリックは出来るようになったが、今度はネット閲覧していてサイトを訪れるたびにScriptの許可と禁止を選択しないといけないのがとてもわずらわしい。
たしか以前もこのわずらわしさに音を上げて無効化したんだった。

他になにか良いアドオンはないかと探したら、YesScriptというのが見つかった。
これは、NoScriptのように基本Script禁止で大丈夫そうなものを許可するホワイトリスト形式と反対で、基本はScript許可で困ったサイト内のScriptをすべて禁止するというもの。
上部のアイコンをクリックするだけで簡単に許可と禁止を切り替えられる。

少し前にGhosteryというトラッカー制御アドオンも入れていたので、この2つである程度安全性も保てるだろう。
Ghosteryは有名どころのトラッカー(Script)があらかじめリスト化されていて、そのScriptを検出すると知らせてくれて許可・禁止を設定出来るというもの。
機能的にはNoScriptとややかぶるが、NoScriptのようにすべてのScriptを検出するわけではないので、NoScript程わずらわしくはない。
同様のソフトにDisconnectとDoNotTrackMeというのもあるらしいが、Ghosteryは日本語に対応していたのでこちらにした。

ネットで閲覧しているとたまに「右クリック禁止」になっているサイトがあるが、コンテンツを盗まれないようにということだろうか。
そんなことをしてもCtrl+Cでコピー出来てしまうのだから、おかしなことはやめてもらいたい。

ーー
(追記)
Disconnectの最新版のDisconnect2は「トラッキング中のサイトをオン・オフすることが可能」ということなので、ちょうどYesScriptとGhosteryを足したようなものだろうか。
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GhosteryよりDisconnectの方が検出リストが充実しているらしいし、DisconnectはGoogleへの情報を遮断するアドオン「Disconnect Search」と同じところが配布している。
Disconnect2一本で良いかもしれない。

またこんど試してみようと思う。

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