Windowsではクリップボードマネージャー「CLCL」というフリーソフトを使っていた。コピーの履歴からペースト出来て便利だった。
Linuxに移ってからは、複数のコピペが必要な時は、ブラウザの検索窓に一時的に置いておいたりしてしのいでいたが、検索していくつか試してみた。環境はXubuntu14.04.1。

Klipper
Ubuntuソフトウェアセンターからインストールは出来たが、起動出来ず。

Glipper
Ubuntuソフトウェアセンターからインストール。端末でglipperと入力すると起動出来たが、端末を閉じたらアプリケーションも終了してしまった。

Glippy
PPAリポジトリを追加したつもりだが、sudo apt-get updateでパッケージの取得に失敗。インストール出来ず。

Diodon
Ubuntuソフトウェアセンターからインストール。
Windowsの「CLCL」と較べると機能は多くなくシンプルだが、画像やテキストなどのファイルのコピー履歴にも対応しており、十分役立ってくれそう。

ClipIt
Ubuntuソフトウェアセンターからインストール。
「Diodon」と違って画像ファイルには対応していないよう。

Parcellite
Ubuntuソフトウェアセンターからインストール。
画像はおろかテキストファイルにも対応していない。

「Diodon」「ClipIt」「Parcellite」の3つが候補として残ったが、3つともパスワード管理ソフト「KeePass2」でアカウント名、パスワードをコピーした際のクリップボード自動消去が効かず、履歴が残ってしまう。しかもマスクされていないのでパスワードが丸見えの状態。
アプリケーションを終了しても履歴は消えない。
KeePass2の自動入力だとクリップボードを介さないようで履歴は残らないが、コピーを使用した際にはその都度履歴を消去するよう気をつけた方が良さそうだ。

「Diodon」はアイコンクリック「Clear」で履歴全消去。「Parcellite」はアイコンクリック「History」「Clear」で履歴全消去。「ClipIt」はアイコンクリックの後「検索」から全消去、個別消去を選べる。

履歴を消す時は全消去で構わないし、画像ファイルにも対応しているので、「Diodon」を使うことになりそうだ。

アプリケーションを終了したときに履歴が全消去されるソフトがあれば安心なんだが。

ーー
(追記)
「アプリケーションメニュー」「アクセサリ」「プログラムの実行」でglipperと入力すると、Glipperを問題なく起動できた。
設定の「セッションと起動」で自動開始アプリケーションに登録すれば普通に使える。

Glipperの設定に「Remember clipboard history on restart」というのがあり、このチェックボックスを外したらPC終了時にクリップボード履歴を消してくれそうで期待したのだが、なぜか履歴が消えてくれない。

ーー
(追記)
Glipperで履歴が消えてくれないと思っていましたが、勘違いだったようです。
ちゃんと使えば、PC終了時にクリップボード履歴を消してくれました。

履歴を消してくれるクリップボードマネージャー「Glipper」

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2014年9月26日