スライド共有サイトとして最初に「SlideShare」を知って、そちらで始めたのだが、もう一つ有力なスライド共有サイトとして「SpeakerDeck」というのもあった。
登録してみたらこちらも良さそうだった。

大きな違いとして、「SlideShare」はFlashを使っていて、もう一方の「SpeakerDeck」の方はJavascriptを使っているらしい。

特に埋め込みサイズが大きい場合に顕著だが、「SpeakerDeck」の方がスライド間の移動がスムーズ。
「SlideShare」は読み込み・移動の際、画面が一瞬チラつくことがある。

「SlideShare」の利点としては

1.Twitterのツイート内でスライドの閲覧が可能。
(「SpeakerDeck」でのshareはリンクのURLが表示されるだけ。)

2.スライド内の文章が抽出されてページの下部に表示される。

3.Twitterのように他のユーザーを「Follow」する機能がある。

4.他の人が作ったスライドにコメントしたり、「Like」(お気に入り)に入れる機能がある。

などがありSNSとしての広がりに優れる。
またSNS的な要素は不要という場合でも、「1」と「2」の利点は大きい。
ツイート内でスライドの閲覧が可能だとスライドを見てもらいやすいだろうし、文章がスライドのページに表示されるのも検索エンジンに登録されやすく、SEO的に有利なはず。

ただ「SpeakerDeck」の表示のスムーズさも捨てがたい。

当面は両方を併用しようと思う。

ーー
(追記)
「SlideShare」も「SpeakerDeck」も、アップロードする際のファイル名が英語なら公開URLにそれらのアルファベットが用いられる。

日本語名のファイルをアップロードすると「SlideShare」では
http://www.slideshare.net/Pagent/ss-37458126のように「ss-」+8ケタの数字になる。

一方、「SpeakerDeck」に日本語名のファイルをアップロードすると
https://speakerdeck.com/pagent/dangokao-dangohahe-gu-oisiiのように、ひらがなのローマ字表記+漢字の中国語読みで長いものになってしまう。

さらに英語のファイル名でアップロードしても、その後タイトルを変更するとそれに応じて変更の度に公開URLが変わってしまう。リンク切れにならないよう、投稿時にはタイトルを十分考えておく必要がある。(埋め込みタグはURLではなく「data-id」が用いられているので、タイトルを変更しても不変。)

日本語で長いタイトルを付けたいがURLが長くなるのは嫌という人には「SpeakerDeck」は向いていないかもしれない。

(追記)
ブログなどへの埋め込みの際、「SpeakerDeck」には埋め込みサイズのカスタマイズが用意されていないが、

<div style="width: 560px">
<script async class="speakerdeck-embed"></script>
</div>

のようにdiv要素で指定してやればいいようだ。

参照記事:CSS – SpeakerDeck のスライドはりつけが巨大で困る – Qiita

表示   このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments

2014年8月3日