WindowsからLinuxに移行する際に困ったこととしてパスワード管理ソフトの問題があった。
Windowsで「ID Manager」というフリーソフトを使っていてこれがとても便利だったから。

安全のため同じパスワードを使うのはなるべく避けていたが、管理しないといけないアカウントとパスワードが増えてくるとなかなか覚えきれない。
「ID Manager」には自動入力やパスワード生成機能などもあって、多くのパスワードを管理するのにとても重宝した。
一方、このおかげでWindowsからなかなか離れられないということになった。

Linuxに移行するにあたってこの問題を解決しないといけなかったが、幸いWindows、Linux、Macなど幅広いプラットフォームに対応した「KeePass Password Safe」というパスワード管理ソフトがあったので現在はこれを使用している。
Windowsにも「KeePass Password Safe」をインストールしてLinuxのものとデータベースを共有するようにしているので、どちらからでも使えている。
これなら将来またWindowsに戻ったり、あるいはMacやBSDに移行することも出来そうだ。

「ID Manager」から「KeePass Password Safe」へのデータの移行はそのまま「ID Managerでエクスポート」+「KeePass Password Safeでインポート」だとうまくいかないが、途中で「IDM2KeePass」を使うとインポート出来る。
その辺のやり方はこちらのサイトで詳しく解説されていた。
パスワード管理ソフトID ManagerからKeepassへデータを移行する為のわかりやすい図解手順 | ノート100YEN.com

「KeePass Password Safe」の自動入力でまず困ったこととして、入力がすべて全角になってしまうということがあったが、入力の初めに日本語入力をoffにするダミーのキーを打たせるという対処法で無事解決できた。
■KeePass 日本語入力をoffにする。 サラリーマン副業奮闘記
現在の標準の自動入力シーケンスは{F16}{USERNAME}{TAB}{PASSWORD}{ENTER}にしてある。

あと、必要な入力項目がアカウント、パスワード以外にもあり3項目のような場合の対処としては下記サイトにならい{F16}{USERNAME}{TAB}{PASSWORD}{TAB}{S:code}{ENTER}のように標準シーケンスを上書きすることで3項目の自動入力が可能になった。
一歩進んだKeePass Password Safe 2.xの使い方 | WhiteArrow Blog

これで「KeePass Password Safe」に完全移行出来そうです。
各サイトの方々に感謝。

オプションの「閉じるボタン([×])ではアプリケーションを終了せずにウィンドウを最小化します」にすると次にメインウィンドウを開いた際ウィンドウの枠しか無く中身が透明で、閉じることも新たに立ち上げることも出来ない、というバグがありますが、このオプションは使用せず我慢しようと思います。

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2014年4月21日