Linuxでの日本語入力にはデフォルトの「Anthy」ではなく「Mozc」を使っている。
変換の精度も良いし、予測して候補を表示してくれる「サジェスト機能」はとても便利だ。
よく使う言葉は1文字入力しただけでも表示してくれたりする。
「Mozc」は「Google日本語入力」のオープンソース版ということだが、WindowsでもGoogle日本語入力を使っていたのでその時のユーザー辞書をインポートしている。

Google日本語入力をインストールしたときには「利用状況をGoogleに送信するか」というようなことを聞かれ、あまりいい気持ちがしなかったのでオフにしてインストールしたが、どうやらそれは入力した文字や数字などではなく、打鍵数などの統計情報やクラッシュレポートなどで、プライバシー上危険ということもないようだ。

日本語入力について検索していて「バイドゥ(百度)日本語入力」というのをよく見かけた。
中国製のソフトらしいが、こちらは文字情報を無断で送信していたらしい。
バイドゥIME使用、29府県市…PC1千台超 : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(ウェブ魚拓 )

29もの自治体のパソコンにインストールされていたらしく、「なぜこんなものを」と思ってしまうが、どうやらフリーのソフトをインストールした際に気付かずに「バイドゥ日本語入力」もインストールしてしまうようだ。

バイドゥ社は「通信は安全だった」、「インストールされてるPCで不要なファイル操作やデータの書き込みはしなかった」という検証結果で弁明してる。
Baidu IME 3.5.2.17におけるIntertek安全性検証結果のご案内-財経新聞

でも、「勝手に情報集めてましたけど他には漏れてません」と言われてもね。
これはいけませんね。

表示   このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments

2014年4月20日