Windowsの時には、ファイルマネージャーは標準のWindowsエクスプローラを使っていた。
Xpの時には「MDIE」というタブ型多機能ファイラーを使ったりもしたが、開発が止まっていてWindows7ではちゃんと動作しなかった。
他のファイラーを試したりもしたが、どれもしっくり来ず結局エクスプローラだった。

Linuxには色々なファイルマネージャーがある。

Xubuntu標準のファイルマネージャーは「Thunar」だが、それはほとんど使わず「nemo」というファイルマネージャーを愛用している。
「nemo」はGNOME標準の「Nautilus」から派生したものらしい。
「nemo」にあって「Thunar」には無い機能の中で外せないのが、右クリックメニューにある「Rootとして開く」だ。
fstabなどroot権限が必要なファイルの編集にとても重宝する。
由緒正しいLinux使いの人からしたら、こういうことはターミナルとviエディタでやるのが正しい道なのだと思うが、コマンド入力に慣れない身としては少々敷居が高いので「nemo」と「gedit」でやってしまう。

root権限でファイルやフォルダを操作出来るファイルマネージャーとして「nemo」とは別に、LXDEの標準ファイルマネージャー「PCManFM」というのもあって、これも動作は軽いし悪くはない。
だが「PCManFM」は、通常のユーザー権限で開いているフォルダか、root権限で開いているフォルダか、見た目が同じで分かりづらかったりする。
気付かずにroot権限でファイルやフォルダを作ってしまったりすると、あとで操作が必要な時や削除する時に面倒くさいことになってしまったりする。
その点「nemo」だと、root権限で開いているフォルダの場合は上部に「権限昇格」と書かれた赤い帯が出てくれて一目で分かるので有難い。

私同様コマンド入力に慣れない方はぜひ一度「nemo」を使ってみて下さい。
名前は可愛らしいですが、とても便利な優れものです。

ーー
(追記)
その後知りましたが、Xfce標準のファイルマネージャー「Thunar」でも簡単なカスタマイズでrootとしてフォルダ・ファイルを開くことが出来るようです。
ファイルマネージャー「Thunar」で「rootで開く」 – Static

(関連記事)
やはりThunarよりnemoがいい

表示   このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments

2014年4月18日