ネットブックLaVie Light BL300/T(PC-BL300TA6B)にXubuntuの最新ベータ版16.04 LTS Beta 2をインストールした。今年4月に正式版がリリース予定のようだが。
Linux Kernel 4.4が採用されている。

インストールDVDを起動すると例のごとくDisabling IRQ #9のところでフリーズする。
起動後すぐに矢印キーなどを押してメニュー選択画面を表示させ、F6(その他のオプション)でacpi=offのオプションを付けたらちゃんと起動した。
そのままインストールすると/etc/default/grubにもGRUB_CMDLINE_LINUX=”acpi=off”が記載されていた。

再起動した後も調子良く使えるようだったが、シャットダウンの際system haltedの表示のまま止まってしまい、最後に電源ボタンで終了する必要があった。
再起動では止まったりしないのだが。
acpi=offのオプションを付けて起動しているのが原因のよう。

apmdをインストールしacpi=off apm=on apm:power-offを試してみたが、上手く行かない。apmdのインストールの際には「すでに使われていない」というような警告が出ていたし駄目のようだ。

Xubuntuインストール後はacpi=offのオプションを外してもDisabling IRQ #9でフリーズはせず、その後も起動ログが表示される。
だが、今度は[Firmware Bug] ACPI No _BQC method, cannot determine initial brightnessでフリーズ。

結局、/etc/default/grubの

GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi=off"

GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi_backlight=vendor"

に修正しupdate-grubすることで、起動もシャットダウンも正常に行えるようになった。

Xubunt 16.04 LTSは14.04よりもさらに精錬された印象。古いパソコンもまだまだ快適に使える。

最初からfcitx-mozcが採用されていて、日本語入力の際に助かる。
またUbuntuソフトウェアセンターが廃止され、代わりに「ソフトウェア」(gnome-software)が入っているが、これは動作がUbuntuソフトウェアセンターよりもさらに重いようだ。
非力なPCならSynapticを入れた方が良い。

(参照記事)
XP代替としてのLinux選択 - あおしまの日記

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2016年3月28日