Windows 10にアップグレードするのは危険だという情報を目にする。
設定でプライバシーに関する情報の収集・送信を無効にしても、完全には止められないそうだ。
Windows 10のプライバシー設定をすべてオフにしても、Microsoftとの通信は止められない? | スラド IT

Microsoftの「プライバシーに関する声明」には、個人情報の収集と利用について書かれている。
収集された個人情報は行政機関に提供される可能性もあるようだ。

収集されるデータ

収集されるデータには、お客様の名前とメール アドレス、お客様の優先事項と興味に関する情報、位置、閲覧、検索、ファイルの履歴、電話による通話、SMS データ、デバイスの構成とセンサー データ、音声入力、テキスト入力、手書き入力、アプリケーションの使用状況などがあります。

データの収集方法

プログラムのソフトウェアやサービスに組み込まれていて、Microsoft に情報を送信する、インターネットに接続可能な機能。

データ転送の制御

Microsoft にデータを送信する多くの機能は、自動的に有効になります。プログラムのソフトウェアやサービスの特定の機能については、データ転送を無効にするオプションがない場合があります。

データの開示

以下の目的で、お客様に関する情報のアクセス、開示、保持が必要であると合理的に判断できる場合、Microsoft はそれらの情報のアクセス、開示、保持を行う場合があります。

1.適用される法令に準拠する場合、または所轄官庁 (法執行機関や他の政府機関など) の正当な法的手続きに対する責任を果たす場合。

Windows 10 Technical Preview のプライバシーに関する声明 - Microsoft Windows

Windows 7、Windows 8からは無料でアップグレード可能ということで、喜んでアップグレードしてしまいそうだが、よくよく考えた方が良さそうだ。

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(追記)
上記はテクニカルプレビュー版(テスト版)の声明だが、通常版のプライバシー声明でも「法律により要求される、または法的手続きに対応する際に、…個人情報を共有します。」と記載されている。
Microsoftのプライバシーに関する声明

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2015年8月29日