サブマシンのネットブックでArch Linuxを試してみようと思ったが、ブートローダーのGRUBをインストールするところで、BIOS(MBR形式)ではなくUEFI(GPT)を選択してしまった。
そのせいでMBRが壊れてしまったようで、起動出来なくなってしまった。
MBM(Multiple Boot Manager)を再インストールしてみたが、ディスク全体が”unknown”と表示されるのみ。

「TestDisk」というフリーソフトでパーティションテーブルを修復出来るようだった。

「TestDisk」は「Ultimate Boot CD」に同梱されてるという情報を見かけたが、どうやら現在は「Ultimate Boot CD」には同梱されていないようで、見つからなかった。
「SystemRescueCd」に入っていたので、こちらから利用した。
「SystemRescueCd」でブート。入力出来る状態になった後、testdiskとコマンドを打つと起動した。

使い方は最初はよく分からなかったが、サーチで表示されたリストの内、テーブルに書き込みたいものをキードードの左右のキーで設定し、緑色にしたら良いらしい。
リストは「p」キーでリストの内容を確認しながら選べば良いので、要領が分かれば簡単。
「q」で前の画面に戻る。

使い方は下記サイトの解説が分かりやすかった。
【TestDisk】について

「Deeper Search」にはけっこう時間が掛かり、またせっかく「Deeper Search」が終わったリストを、途中で「ENTER」を押してしまって戻れなくなり、また最初から「Deeper Search」ということもあったが。

パーティションテーブルは一応復旧出来て、起動も出来るようになったが、どうやらGPTでのパーティショニングの痕跡が依然残っている様子。
GpartedもGPTでパーティショニングされていると判断するようで、なにかパーティションの操作をすると、また起動出来なくなる。

これでは不便だし安心感も持てないが、「AOMEI Partition Assistant Standard Edition」というWindows用のフリーソフトでディスクの内容を保持したままGPTとMBRの変換が出来るようなので、試してみることにした。

「AOMEI Partition Assistant」を試す前にパーティションのバックアップをしようと思ったが、Clonezillaもパーティションテーブルを読めないらしい。
仕方が無いので下記サイトを参考に、ddコマンドでバックアップすることにした。
dd でディスクをコピーするよく使う例 - それマグで!

ーー
(追記)
「AOMEI Partition Assistant」はWindows XpではMBRに変換出来ないようで、結局ハードディスクのデータを全消去してパーティションテーブルをMBRで作り直し、ddでバックアップしたものをリストアしてようやく復旧した。

復旧後、拡張パーティションにあるLinuxが起動しなかったが、SystemRescueCdの”Boot an existing Linux system installed on the disk”で起動させ、sudo grub-install --force /dev/sda6でgrub2を再インストール。sudo update-grubで起動出来るようになった。

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2015年2月14日