GitHub Pagesのブログでアクセス解析
Githubではgraphs→trafficでトラフィックを見られるが、これはリポジトリへのアクセス状況などを見るもので、GitHub Pagesを利用したブログに対してのアクセス解析ではないようだ。
ブログのどのページにどれくらいアクセスがあったか等を確認するには、他のブログ同様なんらかのアクセス解析ツールを導入する必要がある。
(GitHub Pagesにサーバーログ型のアクセス解析は設置出来ないだろうから、AWStatsなどは対象外とした。)
アクセス解析サービスを利用する
登録してすぐ利用出来るので簡便。しかも高機能なサービスが多い。
Google Analytics等は無料で広告も入らない。
Google Analytics
OctopressでもHexoでも、Google Analyticsを使うことを想定している様だが、なんでもかんでもGoogleというのはちょっと嫌な気がする。
それに、DisconnectやGhosteryなどトラッカーをブロックするアドオンがブラウザに導入されていたら、その訪問は解析出来ない。(導入している人はそれほど多くはないかもしれないが。)
(補記)
FirefoxのトラッカーブロックアドオンGhosteryのリストには、Google Analyticsの他、Yahoo Analytics、Pt engine、Ninja Access Analysisなども挙げられている。
FC2アクセス解析は現在のところ何故かリストに入っていない。Yahoo!アクセス解析
検索エンジンではGoogleと提携していることだし、わざわざ使おうという気にはならない。Pt engine
Google Analyticsにヒートマップ機能を追加したようなもので、かなり高機能らしい。大企業での導入も多数実績がある様子。
無料版で解析できるドメイン(サイト)は一つだけのようで、有料版だととたんに高額になる。他のアクセス解析サービス
忍者アクセス解析やFC2アクセス解析など色々あるが、無料だと広告などが入るという難点がある。
QLOOKはバナーが上部でチカチカ点滅したりしないのでそれほど気にならないが、それでも広告バナーは表示される。
サーバー設置型のアクセス解析ツールを導入する
レンタルサーバーにアクセス解析ツールを導入してブログに解析タグを貼れば、無料で利用出来て広告も入らないツールが多々ある。
上記のようなアクセス解析サービスの利用と違って、解析サービス会社に情報を渡さずに済むというのもメリットかもしれない。
それほど多くは試してないが、利用経験のあるものは下記。
(データベース不要のもの)
futomiの高機能アクセス解析CGI
無料版(Standard版)では自分のアクセスを除外出来ないという致命的な欠点がある。w3Analyzer
動作は軽快だが、解析出来る項目はやや少ない。XenoLogger
現在は開発は終了していて「ミスター アクセス解析」に統合されている模様だが、XenoLoggerも依然ダウンロード可能。
データベースを使わないタイプなので、見た目の派手さはないが、充分な機能を備えている。
管理画面がコンパクト(文字や行間が小さめ)なので、ノートパソコンでの利用に向いている。
おすすめ。
(データベースが必要なもの)
Research Artisan Lite
高機能でページ内のリンククリック歴も解析してくれる。
悪くないのだが、管理画面が縦方向に大きいので、縦の狭いノートパソコンでの利用時はスクロールがしんどい。
検索エンジンのクローラーが来てくれてるかどうかの解析は精度が高いように思う。Piwik
オープンソースのソフト。
リアルタイムでの解析などもあり高機能。さらにプラグインでの拡張も可能。
これもリンククリックの解析あり。リンククリック解析にはデータベースが必要なのだろうか。
導入や使いこなしの難易度はやや高い印象だが、かなり有用なツール。
結論
他にも多々あると思うが、普通はたぶんGoogle Analyticsを利用するのが順当なのだろう。Google嫌いの人はPt engineだろうか。
個人的には、他のブログでも利用していて使い慣れているXenoLogger(ミスター アクセス解析)が今のところ一押し。
Piwikは使いこなせればかなり有用かもしれない。
あと、Pt engineは使用経験が無いが、少し興味をそそられる。
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(追記)
GhosteryのブロックリストにはPiwikも入っているようだ。