十分実用に耐える昨今のLinux
一昔前はLinuxを使うのは大変だった。
無線LANを使用するためにNdisWrapperを使ってWindows用のドライバーを流用する必要があったり、日本語環境を整えるのにも一苦労だったり。
インストール自体も今のようなグラフィカルなものではなく、けっこう手間がかかった。
その苦労が楽しかったりもしたのだが、無事環境が整ったらそれで満足してしまい、実際には相変わらずWindowsを使ったりしていた。
「静的サイトジェネレーター」を使いたいという欲求から再びLinux(Xubuntu12.04)を使うようになって1ヶ月くらい経過したが、昨今のLinuxは本当に実用に耐えるものになっているというのを実感する。インストールも簡単だし、直後からほとんど環境が整っている。
ここ半月ほどはデュアルブートのWindows7にログインすらしていないし、Windowsが使えなくなってもたぶんやっていけると思う。
国外、国内の政府、自治体などでもデスクトップ端末としてLinuxを導入しているところもあると聞くが、「確かに」とうなづける。
ただ、PC購入時には最初からWindowsがプレインストールされていることがほとんどだと思うので、その辺がネックにはなっているのだろう。
オプションとして少し廉価なLinux版も選べるというようなことがあれば、Linuxが爆発的に普及してもおかしくないのではないかとは思う。
年賀状ソフトなど離れ難いソフトの問題もあるかも知れないが。