ブログを運営するにあたっておそらく誰もが突き当たる課題。
「量」か、それとも「質」か。
「量」も「質」も、というのがもちろん最善の正解なのだが、両立するのはなかなか難しい。

たいして経験豊富でもないし、それ程アクセスの多いサイトを運営している訳でもないが、自分の経験ではおそらく「ある程度記事が貯まるまでは毎日書くべし」というのは確かに当たっていると思う。
100記事とは言わないが、それに近いくらいまで記事が貯まったころから検索サービスにインデックスされる早さが格段に早くなった、というのを実際に自分でも経験している。
早い時は数分から10分程度でインデックスされている。
(ちなみにこのブログではない)

これは現在も更新されている「生きたサイト」を重視するという上でもっともなことなのだろう。
だが、ある程度の記事数を持つサイトにおいては話が違ってくる。

ブログの更新をチェックする際にRSSリーダーやその種のウェブサービスを利用している人は多いと思う。
わざわざサイトを訪れなくても更新があったら教えてくれるのだから便利なことこの上ないし、利用しない手はない。

このRSSリーダーに登録していたが、「やっぱりリーダーから外す」というのは私の場合、決して「更新頻度の低い」ブログではなく、反対に更新は頻回にあるがあまり「面白くない」ブログなのだ。
もっと言えば、あまり面白いとも思えない記事の更新が頻回にあるブログはうっとおしいし、「既読」にするのもめんどくさいしで堪らずリーダーから外してしまう。
文章が長かったり画像の挿入が多数あって、下へのスクロールが大変だったりすればなおさらのこと。

アフェリエイト云々を抜きにしても、ブログの運営においてはなにより「人」に見てもらわないと意味がない。
botに見てもらいインデックスされても「人」に見てもらわなければそのサイトは存在しないに等しい。
反対に、たとえ一日のアクセスが数件のようなサイトでも、ある特定の誰かに何かしらの想いを残せたら、そのサイトは確かに存在していると言える。
(アフェリエイト的にはあまり意味が無いのかもしれませんが)

更新が無くともRSSリーダーから外す気にはなれないサイトというのがたくさんあったりするので、こんなことを考えます。

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2014年4月24日