「カレーうどん」があるのに「カレーそば」が無い理由の考察
「カレーうどん」はあるのに「カレーそば」は一般的には無い。
それは何故か?
「カレー」といえば真っ先に思い付くのは「カレーライス」と思われるが、「カレーうどん」と「カレーライス」の共通点は何か?
「ごはん」も「うどん」も色が白い。さらには「カレーパン」も外側は油で揚げてあってきつね色だが、中のパンはどちらかというと白い。
であれば、色が白いものとカレーは合わせるが、色がくすんでいるそばとカレーは合わせない、ということだろうか?
だが、「カレーうどん」の場合はうどんがカレーに浸かっていて白い色はあまり際立ってはいない。
色以外で、「ごはん」と「うどん」に共通していて「そば」とは異なる点。それは「ごはん」も「うどん」それ自体の味は際立ってはいない、ということ。
一方「そば」の場合は独特の風味があり、それが「そば」のおいしさにとって重要な要件でもある。
カレーと合わせてしまっては「そば」の風味が損なわれてしまってもったいない、というのが「カレーそば」が無い理由かもしれない。
だが、ラーメンの麺にもあまり際立った風味は無いと思われるが、「カレーラーメン」というのもあまり一般的ではない。(カレーヌードルは確かに存在するが)
この点はさらに考察を加える必要がありそうだ。
少々お腹が空いた。