無料ブログサービスで外部のアクセス解析ツールをつけるなら「忍者アクセス解析」とか「FC2アクセス解析」などが有名ですが、訪問した際バナーがチカチカ点滅するのでなんとなく警戒してしまう。「QLOOKアクセス解析」のバナーは点滅はしないけどバナーを消すのは有料。
「Googleアナリティクス」は無料だし広告も入らないが、あんまりGoogleに頼りすぎるのも嫌な気がする。

WordPressにはアクセス解析のプラグインが豊富にあってどれを使ったらいいか迷うほどなのだが、同じドメインの別ディレクトリで使っているMTOSとnanocにはそんな便利なものは無い様子。

レンタルサーバーにもアクセス解析が付属していてそれなりに詳しいのだが少し見づらく、自分のアクセスを除外出来なかったり、と使い勝手がいまひとつ。

CGI可能なサーバーなら、有限会社futomiのアクセス解析が設置出来るらしいのでやってみた。
フリーのStandard版の方。
高機能アクセス解析CGIシリーズ – futomi’s CGI Cafe

マニュアル通り、config.cgiファイルなどを編集してサーバーにアップロード。パーミッションを変更して、いざ「ログ生成の動作テスト」をしてみたところ、なぜかエラー。
しかし、エラーメッセージが親切だった。

Software error:

syntax error at ./conf/config.cgi line 118, near “[.”
Compilation failed in require at /home/〇〇/☓☓/acc/acclog.cgi line 25.

For help, please send mail to the webmaster (admin), giving this error message and the time and date of the error.

メッセージの言うようにconfig.cgiファイルの118行目を見ると、どうやら自分のアクセスを除外しようとした際にミスをしたらしい。
説明をよくみると除外したいホスト名やIPアドレスは[‘hoge.com’, ‘10.1.1.’]のようにアポストロフィー「’」で囲まないといけなかったようだ。

「’」で囲むとエラーにならずちゃんと白い画面が表示された。
(Firefoxだと白ではなく黒い画面だった。)

ちゃんとログインも出来たし、管理画面も見やすいし、自分のアクセス除外もできるし、無料版なのにけっこう使い勝手が良さそうだ。

その後も解析タグの記載を

<script type="text/javascript" src="http://www.example.jp/acc/acctag.js"></script>

と書かないといけないところを「acctag.js」ではなく「acclog.cgi」にしてしまったりとミスをしたが、なんとか全部のブログのページに解析タグを記載した。

それにしても、つれないエラーメッセージに泣かされることが多いなか、どのファイルのなん行目の「どの辺」がおかしいかまで教えてくれるエラーメッセージは初めて見た。

親切設計に感激です。

ーー
(追記)
自分のアクセス除外を設定すると全く解析しない様子。
「自アクセス除外機能」がProfessional版の説明にだけあってStandard版には記載が見当たらないところを見るとProfessional版だけの限定機能なのかも知れません。

config.cgiファイルには「Standard版(設定ファイル)」とあって、自アクセス除外の設定の説明まで書いてあるのに。
自アクセス除外はどうしてもほしい機能なので、がっかり。

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2014年3月30日